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初代で新しいファミリーカーのジャンルである“ミニバン”を築いて早22年、相次ぐ他社の参入で防戦に回っている5代目ステップワゴンの口コミ評価を分析してみると、見えてくるその真の姿は?
ステップワゴンの販売実績から実際に売れてないのか検証
引用:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/styling/3d/
5代目にあたる現行ステップワゴンが発売されたのが2015年、2017年にはハイブリッドの追加とマイナーチェンジが行われています。
この間の販売実績の推移を、自販連の車名別販売台数統計をもとに、競合車のヴォクシー、セレナの実績と比較してみました。
推移をみるため、2016年~2018年の暦年上期(1月~6月)の3車の販売台数をまとめたのが下表です。
上期販売台数 | ステップワゴン | ヴォクシー | セレナ |
2018年 | 31,436 | 47,702 | 56,095 |
2017年 | 21,752 | 44,259 | 54,344 |
2016年 | 28,699 | 44,377 | 35,216 |
ステップワゴンの販売台数は、昨年の落ち込みから回復して一昨年の台数を超えて好調に推移しています。
これに、昨2017年のハイブリッドの追加が寄与しているのは明らかです。
とはいうものの、ここ3年間での販売シェアは、競合3車中の最下位であることに変わりありません。
昨年からは好転していると言え、5ナンバー車主体のミニバン市場で“売れている”とは言えません。
ちなみに、今年になってセレナがよく売れていて、ヴォクシーを抑えてトップに立ちました。
これは、e-powerとニッサンが呼ぶシリーズハイブリッドの販売が絶好調のためだと思われます。
ただ、ヴォクシーにはノア、エスクァイアという兄弟車があり、この3車合計台数はヴォクシー単独の凡そ倍に跳ね上がるので、実質的なトップシェアはトヨタの3兄弟車です。
ステップワゴンに売れない理由は燃費?税金?口コミなどから検証
引用:https://www.photo-ac.com/
走行性能とスタイリングから売れない理由を検証
どの口コミサイトを見ても、ステップワゴンを購入したユーザー評価は総じて好評で、これといった欠点は見当たりません。
好評な点は、走り、乗り心地、静粛性、ワクワクゲートと呼ばれるリアゲートの使い勝っての良さです。
特にハイブリッド車は、異例に高出力のモーターを搭載していることもあり、出足の良さを中心に好評価が目立ちます。
走行中の車内音と乗り心地も好評価が大半です。
車高が高いミニバンでありながらも操縦安定性も好評です。
不満点としては、3列目シートが薄すぎるというものがあります。
これは、シートが床下に収納されることで、荷室を広く使え、運転席からの後方視界も良いというメリットの裏返しとも言えそうです。
結局、3列目をエマージェンシーシートとして通常は床下に収納しておけるユーザーにとっては、便利でスマートな機構だと言えます。
ワクワクゲートにもデメリットがあるようで、それはスタイルです。
リアゲートにできてしまう“縦線”が、どうも気にいらないユーザーが一定数います。
この縦線、人によっては運転席からの後方視界の妨げになるという理由で敬遠しているようです。
どんなクルマにも、細かな不満不評な点はあります。
走行性能、スタイルに関して、ステップワゴンが売れない格段の理由を見つけることはできません。
燃費から売れない理由を検証
ユーザーがガソリン代として出費する燃費については、ガソリン車とハイブリッドでは大差です。
ガソリン車ユーザーの満足度が高いとは言えません。
もともと1.6トン超の車両重量と高い全高のミニバンの燃費に、それ程期待していないユーザーには受け入れられていますが、セダンタイプやハイブリッドのミニバンの燃費実績値と比較されてしまうと、どうしても不満が残るようです。
ユーザー燃費口コミサイトのe-nenpiで報告されている現行ガソリン車の実燃費平均値が11.4km/Lなのに対し、ハイブリッドは16.8km/Lです。
ガソリン車の燃費の悪さは、ステップワゴンが売れない理由の一つになっているかもしれません。
税金の高さから売れない理由を検証
現在、自動車には燃費目標値が定められており、目標達成率が高い程減額されるグリーン税制が導入されています。
ステップワゴンの燃費届出値は、競合車比同等以上なので、他車比で税金が高いことはありません。
他車でも事情は同じですが、ハイブリッド仕様の燃費届出値はガソリン仕様より良いので、ハイブリッドの税金は低いです。
具体的には、燃費目標達成率が高い程、購入時にかかる取得税、翌年の自動車税、車検毎にまとめて徴収される重量税が減税されます。
まとめると、ステップワゴンが競合車より納税額が高い事実はありません。
ハイブリッド車の税金が安く上がるのは、他車でも同じです。
売れない理由は?
ここまで見てきて、ステップワゴンが売れない決定的な理由は見つかりません。
ガソリン車の燃費不満も、現在ステップワゴンの売れ筋はハイブリッドのスパーダ仕様ですから理由になりません。
結局のところ、巷間言われているように、理由は新車価格に行きつくように感じています。
なぜ高いのか?確たるところは、ホンダに聞いてみなければわかりませんが、ステップワゴンの高度な安全運転支援システムが一因なのは明らかです。
これは大きなアドバンテージではありますが、価格差を納得させるまでには至っていないようです。
筆者の個人的な嗜好かもしれませんが、ステップワゴンのエクステリアデザインは平凡です。
欧州車にみられるようなブランドのアイデンティティも希薄です。
ホンダらしい、ステップワゴンらしい一目でそれとわかるデザインを獲得できていないのも、売れない理由の一つだと思います。
ステップワゴンに売れない理由はない3つの魅力
ステップワゴンは、日本に“ミニバン”という新ジャンルを築いたパイオニアです。
それだけでも、もっと売れるべきクルマのはずですが、トヨタ、ニッサンに追従されて販売上は苦戦を強いられています。
そんなステップワゴンですが、筆者が考えるクルマの魅力は以下の3点です。
ステップワゴンの魅力① 低床フラットで広く快適な室内空間
基本的なデザインコンセプトは、低重心、低床による、ホンダがかつて盛んに口にしていた“マシンミニマム・マンマキシマム”の流れを踏襲しています。
ホンダのファミリーカー全体に共通する美点でもあります。
引用:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/
ステップワゴンの魅力② 加速性能と燃費に優れるハイブリッド
本格的な2モーター(発電機とモーター)ハイブリッドシステムをこのクラスに搭載しているのはホンダだけで、ユーザーからも好評です。
上にも書きましたが、ハイブリッドの実燃費平均値は16.8km/Lで、この燃費性能と優れた加速性能が両立している点は、魅力です。
https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/
ステップワゴンの魅力③ 安全運転支援システム
スパーダ仕様はセーフティ・サポートカー S〈ワイド〉、他はセーフティ・サポートカー S〈ベーシック+〉に認定されています。
他車と比較しても、もっとも安全運転支援システムが充実している証です。
もしやの時の助けになると同時に、適切に使えば長距離運転での疲労を大幅に低減できるシステムです。
引用:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/
以上が、筆者が考えるステップワゴンの3つの魅力です。
これだけの魅力を備えるための原価は、間違いなく他社比で余計にかかっています。
購入時点で、これらの魅力がユーザーに伝わっていないとすれば、それはホンダに問題があると言えそうです。
ホンダの商品ラインアップの中での位置づけでいえば、小さなフリードと大きなオデッセイに挟まれていながら、価格がオデッセイに近すぎる印象があります。
他社比でも“高い”印象が拭えないだけでなく、ラインアップのなかでの位置も微妙に“高価“な印象です。
ただ、繰り返しにはなりますが、この価格があってこその魅力があります。
安全に快適に移動を楽しむための基本的機能にすぐれるステップワゴンは、買いでしょう。
価格のこなれた中古車も選択肢に加えてみると、案外お得に、ミニバンジャンルのパイオニアたるステップワゴンを、手にいれることができるのではないでしょうか?
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