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2009年に登場した4代目ステップワゴンの中で、2012年に新たに設定されたスポーティ仕様であるスパーダZ・クールスピリットは、専用の17インチアルミホイールを履く人気モデル。その中古車価格と評判をまとめました。
【ホンダ・ステップワゴン】スパーダ Z・クール スピリットの中古価格の平均は!?
引用:https://car.watch.impress.co.jp/
中古車価格のサイトから、現状の取引価格を探ってみました。
スパーダA・クールスピリットで検索してみると、18台がヒット。
新しいモデルから順番に、2015年式が3台、2013年式の12台、2012年式が3台でした。
それぞれの年式で、価格と走行距離の平均をとってみると、
2015年式:202万円、3.5万km
2013年式:171万円、5.6万km
2012年式:123万円、9.3万km
でした。
旧年式になるにつれ走行距離が延び、平均値としては、年間走行距離1万kmを一寸超える程度です。
それほど走りこまれているとは思えないクルマばかりとはいえ、結構いい値段で売りにだされています。
色は、黒が過半数を占めて一番多く、次が白で、紫が2台です。
オプションで、ホンダ純正NAVIやエアロパーツが装着されているクルマも含まれていますが、数の多い2013年式の平均値に近い、170万円、走行距離6万kmが、スパーダZ・クールスピリットの現時点の中古車の平均像といったところです。
【ホンダ・ステップワゴン】スパーダ Z・クール スピリットの口コミと燃費
スパーダ Z・クール スピリットの口コミ
そもそもが、スポーティな高級グレードであるスパーダZ・クールスピリットですが、口コミ情報のなかには4代目ステップワゴンに共通すると思われる長所、短所も含まれています。
【エクステリア】
- かっこいい。
- ムダなプレスラインも無くシンプルな長寿命デザインだと思います。
- ミニバンらしからぬ男性向きなカッコいいデザイン。
- ファミリーカー向きと思うけど、ワイルドさがあるフロント周りが気に入っています。
- 5ナンバー1BOX車では一番かっこいい!
シンプルで男性的なデザインであるとの評価が目を引きます。
総じて、好評価と言えます。
【インテリア】
- 3列目が床下に収納できるのでとてもいいです。
- 内装も操作系が使い易く、収納ポケットも豊富でマイルーム状態。
- 三列目シートの座り心地はそれなり。
- 三列目シートが使いにくい。
- ダッシュボード周りの質感がイマイチ。
- クールスピリットの専用シートに一目惚れしました。
評価は、割れています。
3列目シートの床下収納は、便利との評価がある一方、使いにくいという評価もあります。
通常2列で使っているユーザーにとっては、荷室が広く使える利便性が好評価につながっている反面、3列目シートを高頻度で使うユーザーにとっては、引き出しと収納に手間取るのが嫌われる原因かもしれません。
【エンジン性能】
- ECONオンにするともっさり感満載です。ECONオフにするとスーッと走ります。
- パドルシフトがいい!常に使うわけでもないが、今までマニュアル車に乗っていたので、便利。シフトダウンは下り坂や車間距離の調整などで意外と使う。
- 2Lエンジンでは高速走行時等に非力。
高速道路で力不足を感じているユーザーがいます。
乗り換え前のクルマとの比較から、そのように感じられるケースかもしれませんが、前面投影面積が大きく、車両重量も1.6tを超えるミニバンとしては、2L i-VTEC 110kwをもってしてもなお、力不足なのかもしれません。
【走行性能】
- 205/55R17タイヤで走りはどっしりしております。
- 低重心で快適、多少固め。
- 思いのまま走らせることができます。
- 大きな車ですが足回りがしっかりしているので余計なふらつきが少ない。
- 道路の細かい波を走行すると車体のねじれというか剛性の低さを感じる。
- 大きさの割に小回りが効く。
総じて、好評です。
【乗り心地】
- 固すぎず柔かすぎないよくできた足回り。
- 静音性も高く高級車に乗っているような感覚です。
足まわりは、操縦安定性寄りのチューニングになっているようで、固さを感じるユーザーもいるようですが、総合的には、好評です。
【その他】
- コストパフォーマンス的には良くできた車だと思います。
- 小さい子供でも乗り降りがし易い。
評価が分かれる点もありますが、ファミリーカーとして総じて好評です。
スパーダ Z・クール スピリットの燃費
実燃費は、あまり芳しいとは言えません。
発売当初のカタログ値であるJC08燃費は13.6km/Lです(FF クール スピリット仕様)。
これに対して、ユーザーの燃費評価(e-nenpiを参照)は、RK5スパーダの平均値が10.11km/Lで、最近10データの最低が8.3km/L、最高が12.5km./Lです。
平均値は、カタログ値13.6km/Lの74%といったところです。
カタログ値、実燃費ともに、このクラスのガソリン非ハイブリッド車としては平均的ですが、ハイブリッドの同クラス各車の実燃費は、平均値で15km/Lを超えています。
ハイブリッド普及に伴い、ユーザー満足度の基準が上がってきていることもあり、ユーザー満足度も高いとは言えません。
スパーダ Z・クール スピリットのタイヤサイズは!?ホイールはある?
スパーダ Z・クール スピリットを、他のグレードから際立たせる特徴の一つが、17インチタイヤを装着していることです。
他のグレードが205/60R16なのに対して、205/55R17を履きます。
所謂インチアップ仕様です。
ホンダに限らず、スポーティ仕様としてインチアップタイヤを装着する車種が増えてきている印象です。
インチアップは、必然的にロープロファイルタイヤを意味し、ホイールが目立ち、アルミホイールの彫像的な造形が目立ちます。
走りは、タイヤの横剛性、縦剛性が高まることで、コーナーでの安定性が高まるものの、乗り味は固くなります。
私自身、クルマは違いますが欧州車のスポーティ仕様に、10年以上気に入って乗りつづけてはいます。
峠道や山間高速道路をフラットアウトで走るときには安心ですが、舗装の継ぎ目通過や、荒れた路面では少し固い乗り心地を我慢しなければなりません。
購入当時、いかにもスポーティな外見にひかれて選んだ仕様ですが、1インチ小さい仕様がベストマッチではなかったかと、今になって感じています。
同乗する家族と自身の嗜好を、再度振り返って、それでもなお、17インチサイズが良ければ、スパーダ Z・クール スピリットは魅力的なグレードにうつることでしょう。
下の写真は、スパーダ Z・クール スピリット オリジナル17インチホイールです。
引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/2299
ユーザーの中には、更に18インチ、19インチまでインチアップをしている例があります。
下の写真は、18インチホイールの例です。
レーシングカーライクな迫力は得られますが、酷い乗り心地を我慢する必要があり、あまりおすすめできません。
引用:https://minkara.carview.co.jp/car/honda/step_wagon_spada/custom/
スパーダ Z・クール スピリットのオススメカスタム
スパーダ Z・クール スピリットは、一言で言い表せば、スポーティ仕様です。
タイヤに限らず、デザインは男性的、直線的だとおもいます。
このような嗜好を持つユーザーであれば、内装に関してこれ以上望むものは無いとおもいます。
ホンダ得意のインターナビが欲しければ、装着済みの中古車を探すのが良いでしょう。
エクステリアに関しては、必ずしも自身の嗜好にぴったりのクルマにめぐり合うとは限りません。
その際、フロント周りの印象を手軽に変えることができるのが、ガーニッシュの追加や、メッキ部品です。
コストをかけてでも、自分好みのクルマにしたければ、まずホイール交換を考えてみるのがよいでしょう。
もっとも、クール スピリットのオリジナルはすでに見たように、ボディデザインとよくマッチしています。
よほど気に入ったホイールにめぐり合ったのでなければ、オリジナルのままにしておくのが良いとおもいます。
印象をかえたければ、エアロパーツも、候補になるかもしれません。
なかでも、フロントバンパーは最有力候補でしょう。
丸ごと交換までは一寸という方には、下の写真のような、バンパー下に取り付けるバンパーリップが手軽です。
引用:https://minkara.carview.co.jp/car/honda/step_wagon_spada/partsreview/
少々値が張りますが、フロントバンパーをまるごと交換し、グリルも同時に交換することで、下の写真のように、印象を一変させることも可能でしょう。
引用:https://cartune.me/notes/1AJ0VpHo4g
一般的には、これに合わせて、サイド、リアにもスポイラーを取り付けて、全体の印象を整える必要がでてきて、出費がかさみます。
エアロパーツは、路面とのクリアランスを減らすので、段差や勾配変化が急な場所で、パーツをコスリ易くなるので、初めて取り付けるユーザーは、特に注意が必要です。
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